「胃がん」(胃癌)の手術件数の全国病院ランキングです。2017年の実績ベース。厚生労働省(厚労省)のデータに基づいています。 1位は東京のがん研有明病院。2位は国立がん研究センター東病院、3位は県立静岡がんセンターとなっています。(リトリート編集部 大畑亮介)

胃癌の手術件数ランキング(全国トップ30)~2017年実績

      
順位 病院名 手術数
1位 がん研有明病院
(東京)
538
2位 国立がん研究センター東病院
(千葉)
297
3位 県立静岡がんセンター
(静岡)
295
4位 国立がん研究センター中央病院
(東京)
291
5位 大阪国際がんセンター
(大阪)
243
6位 恵佑会札幌病院
(北海道)
213
7位 埼玉医科大学国際医療センター
(埼玉)
199
8位 県立がんセンター新潟病院
(新潟)
196
9位 藤田医科大学病院
(愛知)
185
10位 山形県立中央病院
(山形)
175
神奈川県立がんセンター
(神奈川)
175
12位 順天堂大学順天堂医院
(東京)
169
13位 大垣市民病院
(岐阜)
161
大阪医科大学病院(大阪) 161
15位 静岡県立総合病院
(静岡)
159
16位 倉敷中央病院
(岡山)
158
17位 市立広島市民病院
(広島)
151
18位 埼玉県立がんセンター
(埼玉)
149
虎ノ門病院
(東京)
149
愛知県がんセンター中央病院
(愛知)
149
21位 仙台厚生病院
(宮城)
143
22位 北里大学病院
(神奈川)
141
23位 都立駒込病院
(東京)
140
和歌山県立医科大学病院
(和歌山)
140
25位 九州大学病院
(福岡)
138
26位 福山市民病院
(広島)
134
27位 新潟市民病院
(新潟)
131
28位 自治医科大学病院
(栃木)
130
29位 日本赤十字社和歌山医療センター
(和歌山)
129
30位 名古屋大学病院
(愛知)
128

胃がんとは

胃がんは、50~60歳近くの男性に多く、年齢調整死亡率の第一位ですが、近年減小傾向にあります。

塩分などの食生活が関与しているとされ(寒冷地に多発)、若年者は女性に多いとされています。

新純の深さが粘膜下層までに限られるものを早期胃がん、それ以上を進行胃がんとし、転移の有無は考慮しません。

未分化型がんは、胃固有粘膜より、分化型がんは腸上皮化生より発生します。

胃がんの転移は、所属リンパ節、腹膜転移は、未分化型、肝転移は分化型が重要とされています。

<引用文献>病名・症候辞典 照林社 2001年4月発行