「肺がん」(肺癌)の手術件数の全国病院ランキングです。2017年の実績ベース。厚生労働省(厚労省)のデータに基づいています。肺癌専門の医師がいる全国の病院が対象です。 1位は東京の国立がん研究センター中央病院。2位は千葉の国立がん研究センター東病院、3位は順天堂大学順天堂病院となっています(リトリート編集部 大畑亮介)。

手術件数ランキング(全国トップ30)~2017年実績

順位 病院名 手術数
1位 国立がん研究センター中央病院
(東京)
536
2位 国立がん研究センター東病院
(千葉)
442
3位 順天堂大学順天堂病院
(東京)
423
4位 (国)姫路医療センター
(兵庫)
363
5位 神奈川県立がんセンター
(神奈川)
354
6位 がん研有明病院
(東京)
336
7位 愛知県がんセンター中央病院
(愛知)
305
8位 県立静岡がんセンター
(静岡)
281
9位 東京医科大学病院
(東京)
262
10位 名古屋大学病院
(愛知)
254
11位 大阪国際がんセンター
(大阪)
246
12位 札幌南三条病院
(北海道)
245
13位 虎の門病院
(東京)
240
14位 京都大学病院
(京都)
235
15位 自治医科大学さいたま医療センター
(埼玉)
230
16位 倉敷中央病院
(岡山)
222
17位 県立がんセンター新潟病院
(新潟)
220
18位 名古屋第一赤十字病院
(愛知)
218
熊本大学病院
(熊本)
218
20位 自治医科大学病院
(栃木)
216
21位 市立広島市民病院
(広島)
215
22位 埼玉医科大学国際医療センター
(埼玉)
207
23位 仙台厚生病院
(宮城)
202
24位 藤田医科大学病院
(愛知)
201
25位 岡山大学病院
(岡山)
199
産業医科大学病院
(福岡)
199
27位 埼玉県立がんセンター
(埼玉)
198
千葉大学病院
(千葉)
198
近畿大学病院
(大阪)
198
30位 兵庫県立がんセンター
(兵庫)
195

肺がんとは

肺がんは、気管支肺胞系の上皮および気管支腺から発生するがんで、組織的に、扁平上皮がん、腺がん、小細胞がん、大細胞がんに分類されます。

喫煙と関係があり、とくにブリンクマン指数(喫煙本数/日×喫煙年数<年>)との相関が示されています。

また、放射線被爆、大気中のアスベスト、化学物質の吸入が原因としてあげられます。

年々増加しており、男性では胃がんに次いで多いです。

初発症状としては、咳・痰(血痰)・胸痛・息切れなどがあります。腫瘍の部位・進展によって、特徴的な症状が出現します。

<引用文献>病名・症候辞典 照林社 2001年4月発行