「急性白血病」の手術件数の全国病院ランキングです。2012年の実績ベース。厚生労働省(厚労省)のデータに基づいています。急性白血病専門の医師がいる全国の病院が対象です。1位が札幌北楡病院。2位は自治医科大学附属病院、3位は大阪市立総合医療センターとなっています(リトリート編集部 大畑亮介)。

手術件数ランキング(全国トップ30)~2012年実績

順位 病院名 手術数
1位 札幌北楡病院
(北海道)
248
2位 自治医科大学附属病院
(栃木)
144
3位 大阪市立総合医療センター
(大阪)
138
4位 倉敷中央病院
(岡山)
132
熊本医療センター
(熊本)
132
6位 広島赤十字・原爆病院
(広島)
117
7位 岐阜市民病院
(岐阜)
115
8位 九州大学病院
(福岡)
110
9位 安城更生病院
(愛知)
109
10位 名古屋第一赤十字病院
(愛知)
108
11位 済生会前橋病院
(群馬)
104
12位 東京大学医学部附属病院
(東京)
101
名古屋医療センター
(愛知)
101
14位 長野赤十字病院
(長野)
98
15位 筑波大学附属病院
(茨城)
94
大分県立病院
(大分)
94
17位 埼玉県立小児医療センター
(埼玉)
93
18位 東邦大学医療センター大森病院
(東京)
90
19位 九州医療センター
(福岡)
87
20位 東京都立駒込病院
(東京)
81
21位 日本医科大学付属病院
(東京)
80
22位 鹿児島医療センター
(鹿児島)
79
23位 神戸市立医療センター中央市民病院
(兵庫)
77
24位 市立函館病院
(北海道)
76
25位 大阪赤十字病院
(大阪)
75
兵庫県立こども病院
(兵庫)
75
27位 岩手医科大学附属病院
(岩手)
74
熊本赤十字病院
(熊本)
74
29位 浜松医療センター
(静岡)
73
30位 仙台医療センター
(宮城)
72
北里大学病院
(神奈川)
72

急性白血病とは

急性白血病は、異常細胞が骨髄を占領して正常な血液をつくる能力に障害が起こり、赤血球、白血球、血小板が減少。さらに赤血球の減少によって貧血、白血球の減少によって感染、血小板の減少によって出血などの症状が出現します。

そして白血病細胞が血液を介して全身の臓器に運ばれ、臓器の働きに障害が出てます。

自覚症状は鼻や歯の出血、歯肉のはれ、貧血、めまい、倦怠感など。

原因は不明です。

白血球は骨髄などで造血幹細胞から分化しますが、ここに未熟な白血病細胞が増えて、正常な造血ができなくなった状態です。

<引用文献>家庭の医学事典 西東社 2004年3月発行